杉の木を5500本

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杉の木を5500本

この建物をつくるために、約5500本の杉の柱を使いました。
サイズは三寸角(9㎝×9㎝)

柱にするには細く、けれど母屋と呼ぶ屋根の構造材には使われる流通材の寸法で、
間伐すると、必ず混じる細い木や、太い木の上の方から、調達することができます。
昔は、柱にするには細い材料も足場丸太などに利用されていたのですが、
近年では、需要がなくなり、こうした材料は、チップにしたり、バイオマス燃料として利用されています。
供給量が大きいので、そういった利用の拡大も重要ですが、チップや燃料というのは、単価が安く、
山への還元が難しいのが現状です。この建物では、その3寸角を材料として使うことができました。

また、三寸角を半分に割ると、2×4(ツーバイフォー)材と近い寸法になり、DIY等に適しているとも言えます。
実際、スギの三寸角だったからこそ、初めて作業に参加する女性にも持てる重さでありました。

村産材が約半分、近隣から集めていただいた材料が約半分、
全て村内の、製材所にお願いしました。

約、6便に分けて届いた5500本
大工さんが墨付けし、基準寸法で丸鋸を入れ、
家具職人が、その間を何度も丸鋸を通し、
ツギテノミカタと一緒に仕上げました。

毎日、本当にたくさんの方と一緒でした。
本当にありがとうございました。

この建物は、CO2のタンクのように、
木の中に炭素を固定しています。